子育てママ専門ライフコーチ ・AYAは、こんな人
【国際結婚11年、二人の娘を育てています】
長年夢だったアメリカ留学。
そこで出会った現在の夫と、約2年半の日米国際遠距離恋愛を経て、2009年に結婚しました。
現在は、まじめで陽気な夫、自由なスピリットをもつ4歳の長女、まだまだ宇宙人な0歳の次女と、4人でのんびり日本に暮らしています。
【14年半公立小中学校で勤めた後、子育てママのライフコーチになった理由】
2015年10月。元気でぴんぴんしていた大好きな祖父が、病気で亡くなりました。
仕事が終わると毎日病院に通うほど、わたしは、祖父が大好きでした。
祖父は、相手の気持ちに寄り添って話を聴き、かつ冷静にアドバイスをするのが得意な人でした。
日曜日になると、さまざまな人が家を訪れ、仕事や人生について祖父に相談していました。
また、わたしが悩みを打ち明けたときには、ただただ黙って話を聴き、
一言「(お前は)大丈夫だよ。」と言ってくれました。
当時、自分で自分のことを信じられなかったわたしを、彼は、無条件に信じてくれていました。
そんな祖父の人生を振り返ると、それは、多くの人の幸せに寄与した、誠実で素晴らしい人生でした。
祖父が亡くなり、ふと一つの疑問が浮かびました。
「たった1度きりの人生、わたしはどのように生きたいのだろう。」
そして、出た答えが、「わたしは、わたしらしく生きたい。」でした。
ちょうどその頃、わたしには、気になっていたことがありました。
勤めていた小学校で担当していた、ある男の子のことです。
彼は、テストのたびに「今回は、100点をとりたい。」と話していました。
テスト前夜遅くまでがんばって勉強をして、90点や95点といった高い点数をとっても、
彼は、決して満足せず、「もっとがんばれば良かった。」と後悔の念を口にしていました。
そして、いざ100点をとると、とても満足気な反面、
どこか「心ここにあらず」といった表情を見せることが度々ありました。
ある日。彼が私のところへ来て、こう尋ねました。
「先生、ぼくは、100点をとり続けるために、どんなことをしたらいいかな?」
何も考えず、わたしはこう答えました。
「100点をとらなくても、何かすごいことをしなくても、君は素晴らしい子だよ。
だから、がんばることも素敵だけど、
がんばらなくても、君はそのままで素晴らしいんだよ。」
すると、あれだけ100点にこだわり続け、決して満足することのなかった彼の顔が、
急に、内側からぱっと明かりがついたように輝いたのです。
彼のほしかったものは、100点ではなく、誰かから褒められることでもなく、
がんばり続けることでもなく、自分が自分であることだったのだと、
そのとき初めて気が付きました。
そして、もう一つ大きな気付きがありました。
それは、100点にこだわり続けた彼以上に、彼のお母さんが苦しんでいたことです。
「子どもをしっかり育てねばならない。」
「でも、情報が多すぎて、うちの子に合う接し方が分からない。」
「隣の子はしっかりしているのに、どうしてうちの子は…。」
そんな心の声が、ひしひしと聞こえてきました。
そのとき、わたしは思いました。
「子どもへの教育は、未来の幸せへの投資。
お母さんへの働き掛けは、現在と未来の幸せへの投資だ。」と。
そんな思いが日に日に強くなり、1
4年半の公立学校教諭としてのお仕事を辞め、
子育てママ専門ライフコーチとしてのキャリアをスタートさせました。
【子育てママ専門ライフコーチとして、私ができること】
世の中には、たくさんの子育て論や幸せの形があります。
けれど、自分らしい子育ての仕方や幸せの形は、人によって大きく違います。
その、自分らしい真実の答えは、すべて、自分の中にあります。
わたしたちにできることは、まずは、自分は「大丈夫」と信じることから。
その確信が深まるにつれ、次第に、考え方が変わり、行動が変わり、
人生が変わっていきます。
誰もがみな生まれながらにしてもっている、自分らしく生きる力に気付き、
自分の心の声に正直になりながら、己の力を
自分の幸せ、家族の幸せ、社会の幸せに使っていく。
そんな豊かで美しい生き方をする人を増やしていくのが、わたしの使命です。
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